ゴム午前=総じて下落、海外安を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて下落。寄り付きでは、上海夜間が下落したことを嫌気し
て、水準を引き下げる限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが一段安と
なったことやシンガポール安を受けて、下げ幅を拡大させた。なお、25日に納会を迎
える11月限は、突飛高となっている。TSR20は、出来ず。

 午前11時55分現在のRSS3号は前営業日比5.1円安〜10.0円高。活発限
月の4月限は同5.1円安の362.3円、期先25年10月限は出来ず、推定総出来
高は386枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムの戻りは終了か】
 今日の上海ゴムは軟調な展開となっている。中心限月の1月限は、21日には1万7
820元まで戻したが、1万8000元接近では、戻り待ち売りが多く、今日午前では
1万7360元まで下落している。18日の安値1万7155元に迫っており、安値更
新となれば、節目の1万7000元の攻防になる。
 21日までの戻しには、ファンダメンタルズからの材料が見当たらなかった。調整高
の可能性があり、戻りいっぱいとなったことから、目先、下値を試す可能性がありそう
だ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、同4.0〜
3.3セント安で推移している。

 上海ゴムは下落。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営業日
比235元安の1万7480元で推移している。

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