ゴム市況＝総じて反落、４月限は上海安を受けて急落

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
            　 　ＲＳＳ３　　　　　   　      　  　   ＴＳＲ２０
   2024/11　　    2025/04　      2025/10    　　 2024/12         2025/11
 387.2  +10.0   356.5  -10.9   361.0 -2.0     292.0  -9.0     296.0  -7.0
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 　　　上海ゴム　　1月限  　17,435　　　-420元　（午後3時40分時点）
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【市況】
　総じて反落。寄り付きでは、上海夜間が下落したことを嫌気して、水準を引き下げる
限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが一段安となったことやシンガポ
ール安を受けて、下げ幅を拡大させた。終盤に入っても軟調に推移し、中心限月の４月
限は大幅安となった。なお、２５日に納会を迎える１１月限は、突飛高となった。ＴＳ
Ｒ２０は、出来ず。
　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比１０．９円安〜１０．０円高、活発限月の４月限
は同１０．９円安の３５６．５円、期先２５年１０月限は同２．０円安の３６１．０
円、総出来高は８４２枚。ＴＳＲ２０は同９．０〜７．０円安。

【タイオファーの８１バーツ台に反発】
　ＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、下落となったが、産地相場は下げ一服となっている。１１
月２２日の日のタイ南部の天然ゴム主要積み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は、
前営業日比１．５５バーツ上昇の８１．２２バーツが提示されている。１９日に再び８
０バーツ割れとなって以降、同水準を回復出来ずにいたが、今日は８１バーツ台に戻し
ている。
　今月１２日にも７９．７２バーツに下落後、８２バーツ台まで戻しており、７９バ—
ツ台は強い支持になってきたようだ。現状、産地は増産期に入っている。同水準を割り
込むようなら、オファー価格の下落が速まる可能性ありそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は４月限のみの約定で４．７セント安。ＴＳＲ２０
は売りが先行し、同５．６〜３．６セント安で推移している。

　上海ゴムは、大幅安。夜間取引から売り優勢となり、正午前２３０元超の下落。午後
になり、４００元超の下落で推移。

MINKABU PRESSS

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