金・銀市況=続落、152円台前半まで円高進行で戻りは鈍く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         12,950   - 16    13,003  - 31  : 2,642.93   +20.41
銀          150.0    0.0     151.0   0.0  : 3,060.00   +35.00
プラチナ     4,529   - 84     4,556  - 75  :   931.88   - 4.59
パラジウム   4,900     0     4,900     0  :   982.46   + 8.99
======================================
      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    152.25   -1.62  ユーロ・ドル相場   1.0479  0.0000
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 金が続落。円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、1ドル=152円台後半の
円高やドル建て現物相場の下落を受けて軟調となり、先限は正午前に25円安で推移。
午後は152円台前半まで円高進行で下げ幅を拡大し、一時50円超の下落となった。
後半、戻り歩調となったが、円高で戻り鈍く推移した。
 銀は円高を受けて8月限と期中4月限が下落。先限は変わらず。
 前営業日比は、金標準、金ミニが44〜16円安、ゴールドスポットが40円安、銀
が3.0円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が2万6063枚、金ミニが1万3304枚、ゴールドスポットが
4115枚、銀が7枚。
【金先限は円高で小幅安から抜け出せず】
 金先限は午前11時前に1万2956円まで下落し、今月19日以来の安値を2日連
続で更新。直後から下値を切り上げたが、1万3031円で戻りを抑えられ、プラスサ
イドに反転はできず。午後は下値は堅かったが、小幅安から抜け出せずに推移。ドル建
て現物相場は、2640ドル台まで反発したが、152円台の円高に戻りを抑えられた
格好。出来高は伸び悩み、新規で安値拾いの買いには慎重ムード。
 今夜は10月の米個人所得・消費(PCEデフレータ)など複数の米経済指標の発表
がある。PCEデフレータが落ち着きを示せば、米金利低下となり、金にとって追い風
となる。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、反発。きのうの海外市場は、欧州時間のドル安を受けて買
い戻された。アジア市場では、朝方の2631.74ドルから、戻りを売られたが、押
し目は買われて下げ一服となった。午後2時半頃まで2630ドル台後半でもみあった
後、買い優勢となり、午後4時過ぎに2648ドル台まで上げ幅を拡大。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。