ブラジルの１１月前半の砂糖きび圧搾高は前年同期比５２．８１％減

 ブラジルのサンパウロ製糖協会（Ｕｎｉｃａ）は２７日、１１月２日から１１月１６
日までの２週間の中−南部産地の砂糖きび圧搾高、砂糖生産報告を発表した。
　２０２４／２５年度の１１月１６日までの砂糖きび圧搾高は１６４６万トンを記録。
昨年の同期比５２．８１％減だった。同期の砂糖生産は８９万８０００トン。昨年同期
比は５９．１８％減。エタノールは１０億５９００万リットルで３５．１６％減。
　砂糖きびからの生産割合は、砂糖が４３．００％と昨年同期の５０．０２％を下回る
一方で、エタノールは５７．００％となり、同４９．９８％を上回った。スクロース含
有率は１３３．０９％。
 ２０２４／２５年度の１１月１６日時点での累計の砂糖きび圧搾高は５億８２６０万
７０００トンを記録。昨年の同期比で２．２４％減となった。同期の砂糖生産は、
３８２７万４０００トン。昨年同期比で３．０４％減。エタノールは２９９１億
５０００リットルで４．５０％増。
　砂糖きびからの生産割合は、砂糖が４８．４５％と昨年同期の４９．４４％を下回る
一方で、エタノールは５１．５５％となり、同５０．５６％を上回った。スクロース含
有率は１４２．３１％。

MINKABU PRESS

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