プラチナ午前=プラチナが続落、現物安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ドル建て現物相場の下落と円高を
受けて売り優勢で始まった。その後は、円高が一服したが、ドル建て現物相場の戻りを
売られたことを受けて軟調となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが28円安〜9円高、プラチナミニが
44.5〜1.0円安、プラチナスポットが102円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが4792枚、プラチナミニが556枚、
プラチナスポットが1850枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金堅調につれ高となった】
 プラチナは金堅調が支援要因になった。米感謝祭を控えて各市場でポジション調整の
動きが出た。ただ貿易摩擦に対する懸念が出ていることは上値を抑える要因である。ト
ランプ次期米大統領が米通商代表部(USTR)代表に指名したジェイミーソン・グリ
ア氏は、中国を米国にとって「世代を超えた」挑戦と見なし、中国からの戦略的なデカ
ップリングを主張している。
 プラチナ先限は4507円まで下落した。ドル建て現物相場の下落と円高が圧迫要因
になった。円相場は1ドル=151円前後で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の929.92ドルから、金の戻り
を売られたことに上値を抑えられた。
 午前11時現在、プラチナは929.21ドル、パラジウムが973.07ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが931.88ドル、パラジウムが982.46
ドル。
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