ゴム市況＝まちまち、期中４・５月限が終盤に小幅安に軟化

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
            　  　ＲＳＳ３　　　　　   　        　    ＴＳＲ２０
  　2024/12　　   2025/04　      2025/11     　 2025/1         2025/12
　381.7  +4.1  362.0 - 1.5   368.0   0.0    303.0  ＋3.3     306.0  新甫
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 　　　上海ゴム　　1月限  　18,240　　　+　5元　（午後3時40分時点）
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　【市況】
　ゴムＲＳＳ３号はまちまち。寄り付きは、上海ゴム夜間、小幅高を好感し、しっかり
と推移する限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが一時マイナスサイド
に振れたことから、上げ幅を縮小する限月が目立った、期中４月限は正午前に１円高で
推移。午後は閑散商いのなか、期近は高もちあいで推移したが、出来高が多い期中４月
限、５月限が終盤から引けにかけて小幅安に軟化。
　ＴＳＲ２０は、期近３、４月限が上昇。それ以外は出来ず。帳入値は上昇。
　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比１．５円安〜４．１円高。活発限月の４月限は同
１．５円安の３６２．０円、期先２５年１１月限は同変わらずの３６８．０円、総出来
高は４０９枚。ＴＳＲ２０は同１．９〜３．６円高。

【中国ＰＭＩの改善は支援材料】
　期中４、５月限が終盤に上げ幅を削る動き。５月限の出来高が４月限の出来高をわず
かに上回り、終値は４月限に対し、０．５円の上ザヤとなった。閑散商いで積極的に買
いが仕掛けられた印象はない。１１月２９日のレンジ内での高下。２９日のレンジ取引
をどちらに抜けるかに注目。
　ファンダメンタルズからは、中国国家統計局が発表した１１月の製造業購買担当者景
気指数（ＰＭＩ）が５０．３となり、２カ月連続で不況と好況の分岐点の５０を上回っ
た。財新の同指数も前月比で改善を示し、中国の景気に対して不安が緩和したことはゴ
ム相場にとって強気材料。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０はまちまち。期近３本が小幅
安。期中から期先は概ね上昇。

　上海ゴムは、総じて小幅高。夜間取引では買いが先行し、中心限月の５月限は前営業
日比前日比５０元高の１万８３０５元で引けた。日中取引も概ね小幅高を維持。他限月
は小安くなる場面があった。午後も２ケタ高ながら買い優勢。他限月も概ね買い優勢と
なり、小じっかり。

MINKABU PRESSS

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