[本日の見通し]貴金属=金は現物2640ドル割れなければ下値堅く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が反落、プラチナは堅調。金は円高、ドル建て現物相場の上値の重さか
ら売り優勢。夜間取引で先限の25年10月限が一代安値を更新し、テクニカルから弱
気。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場が朝方に949ドル台
まで軟化したが、950ドル台前半を回復していることから期先も小幅高。
 銀、パラジウムは出来ず。
 金ドル建て現物価格は、アジア時間の取引でも2640ドル割れなく、下値堅く推
移。2640ドル割れがなければ、JPX金も3ケタ安まで下落することはなく、下値
堅く推移とみる。
 プラチナは金相場にも左右されやすい。11月の米新車販売台数は日系自動車メーカ
ー大手4社(トヨタ、ホンダ、スバル、マツダ)の販売合計が前年同月比9.1%増の
41万9753台と好調を維持するなど、米自動車市場が円安、米金利低下の恩恵を受
けていることはプラチナ相場にとって追い風。
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