プラチナ市況=プラチナが続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,009   -103    13,083   -89  : 2,646.61    -1.15
銀          149.8    0.0     154.0  +1.9  : 3,039.00     0.00
プラチナ     4,606    -14     4,610   +17  :   940.56    +8.44
パラジウム   4,700      0     4,700     0  :   936.63   -10.65
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    153.35   -0.77  ユーロ・ドル相場   1.0508  +0.0010
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて期先2本
が買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の上昇や円高一服を受けて期中2本もプ
ラスサイドに転じた。午後に入ると、ドル建て現物相場の上げ一服や円高再開に上値を
抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが16円安〜23円高、プラチナスポットが
25円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが6387枚、プラチナミニが680枚、プラチナスポット
が3283枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナ先限は4625円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相
場は1ドル=153円台半ばで円高が一服したが、午後に入ると、円高が再開した。
 プラチナは買い戻し主導で上昇したが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて
方向性を模索する動きとなった。利下げが見込まれているが、来年の金利見通しが上方
修正される可能性がある。ドット・プロットで金融当局者の見通しを確認したい。ただ
トランプ次期米政権の政策を反映させるのは時期尚早との見方もある。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の939.29ドルから、ドル安を
受けて堅調となり、942ドル台まで上昇した。午後に入ると、金の上げ一服を受けて
934ドル台まで下落した。
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