原油相場は70ドル水準で売買が交錯している。7〜9月期米国内総生産(GDP) 確定値は前期比年率3.1%増となり、改定値の2.8%増から大きく上方修正され た。これは米経済の底固さを示したという意味では、原油相場にポジティブである。一 方、それは米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利下げ対応は不要との見方を強 化し、ドル高が促されていることはネガティブである。この強弱評価の綱引きになって いる。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)についても、FRBが景気に自信を示 したことはポジティブ、その影響で2025年の利下げは2回で十分との見方が示され たことはネガティブになっている。1月限の取引終了で改めて売買が活発化するのかが 注目されるが、既にクリスマスまで1週間を切っており、積極的に売買を仕掛けること が難しくなりつつある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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