19日のトウモロコシ相場は、大豆相場の反発を手掛りに買い優勢の展開になった。 大豆相場は18日の取引で年初来安値を更新しており、その反動から19日には反発し ている。トウモロコシ相場は売られ過ぎ感が強くなっている訳ではないが、大豆相場高 を手掛りに安値修正が促された。トウモロコシ市場の関心が、穀物相場全体の地合にシ フトしつつあることが窺える。南米では引き続き良好な気象環境が報告されているが、 大豆相場の低迷が続くとトウモロコシ相場の反発余地は限られることになる。 もっとも、小麦相場は低迷状態が続いている。南半球の収穫圧力に加えて、ドル高に よる米国産の価格競争力低下が警戒されている。需要環境も良好とは言い難く、ロシア の天候不安の織り込みも続かなかった。小麦とトウモロコシは需要代替性があるため、 小麦相場の低迷環境でもトウモロコシ相場高には限界がある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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