プラチナ市況=プラチナが続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,153    +41    13,306  +110  : 2,632.17   +27.98
銀          148.0    0.0     148.9   0.0  : 2,973.00   +66.00
プラチナ     4,629    +43     4,695   +76  :   936.11   +13.81
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   922.49   +15.17
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    156.62   -0.37  ユーロ・ドル相場   1.0437  +0.0068
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まったのち、円高一服を受けて堅調となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の
上昇を受けて上値を伸ばした。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが43〜83円高、プラチナスポットが36
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9219枚、プラチナミニが1073枚、プラチナスポッ
トが3049枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米PCE価格指数の伸び鈍化や米政府機関の閉鎖回避が支援】
 プラチナ先限は4719円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相
場は1ドル=156円台半ばでもみ合いとなった。

 米PCE価格指数の伸び鈍化や米政府機関の閉鎖回避が支援要因になった。11月の
米PCE価格指数が前月比0.1%上昇と、前月の0.2%から伸びが鈍化した。また
米議会でつなぎ予算案が可決され、政府機関の一部閉鎖は回避された。週明けに買い戻
されて上値を伸ばした。ただ当面はクリスマスや年末年始を控えており、買い戻しが一
巡すると、模様眺めの動きになりそうだ。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の931.68ドルから、もみ合い
となった。午後に入ると、金堅調につれ高となり、938ドル台まで上昇した。
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