【場況】 金が小反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高を受けて 一部限月が小幅安となったが、円高が一服すると、値を戻した。銀は4月限が変わらず となり、10月限が下落した。 新甫2025年12月限は金標準が1万3298円、金ミニが1万3320.5円で それぞれ発会した。 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が2〜14円高、金ミニが20.5円安 〜49.5円高、ゴールドスポットが376円高、銀が0.6円安〜変わらず。 午前11時1分現在の出来高は、金が6330枚、金ミニが2283枚、ゴールドス ポットが484枚、銀が4枚。 【NY金は米国債の利回り上昇一服が支援】 金は米国債の利回り上昇一服が支援要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利 下げペース鈍化見通しを受けて米国債の利回りが上昇したが、クリスマス休暇を控えて 上昇が一服した。12月のリッチモンド連銀製造業指数はマイナス10と前月のマイナ ス14から上昇した。市場予想はマイナス11。 中国当局は来年、3兆元(4110億ドル)相当の特別国債を発行することで合意し た。中国当局が景気テコ入れを強化する中、発行規模を今年の1兆元から大幅増額し過 去最大規模とする。 金先限は1万3322円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相場 は1ドル=157円台前半で推移した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、クリスマスで動きなし。きのうの海外市場では、米国債の 利回り上昇一服を受けて押し目を買われた。アジア市場では、クリスマスで動きがなか った。 午前4時現在、金が2616.53ドル、銀は2955セントで推移。前営業日の大 引け時点は金が2617.52ドル、銀が2965セント。 MINKABU PRESS
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