ゴム午前=買い先行、上海高を映す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、買い先行。寄り付きでは、上海夜間高を背景に地合いを引き締め
た。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが今日の高値圏でもみ合いとなっていることを
受け、しっかりと推移している。ただし欧米がクリスマス休暇入りのため、見送り気分
が強く、閑散商い。
 TSR20は、出来ず。

 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日2.2〜4.9円高。活発限月の5月
限は同3.0円高の369.1円、期先25年12月限は出来ず、推定総出来高は55
2枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは1万8000元を試すか】
 上海ゴムが戻り場面となっている。中心限月の5月限は、11月18日の安値1万
7155元と12月23日の安値1万7145元でダブルボトムを形成し、夜間取引で
は節目の1万8000元が視野に入る、1万7785元まで戻した。
 ただ、日中取引に入ると、高値圏は維持しているものの、戻りを試すような買いは入
っていない。年末ということもあり、商いが限られてるせいもあるようだ。また、中国
政府の景気回復に向けた財政・金融政策に対する期待からの買いも一巡している。目
先、自律反発はあっても、本格的な上昇には繋がりにくそだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、クリスマスのため休場。

 上海ゴムは反発。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比235元高の1万7755元で推移している。

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