【場況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて反落。夜間取引から売り優勢とな り、前日までの上昇に対する修正安場面。ドル建て現物相場が930ドル台前半で低迷 していることが弱材料。円相場が1ドル=157円台前半で小幅安、金が堅調に推移が 下支え要因。期近2月限のみ買い優勢で9円高で小じっかり。 パラジウムの商いは成立しなかった。 午前11時11分現在の前営業日比は、プラチナが40円安〜9円高、プラチナミニ が40.0〜6.5円安、プラチナスポットが106円高、パラジウムが出来ず。 午前11時11分現在の出来高は、プラチナが3810枚、プラチナミニが214 枚、プラチナスポットが906枚、パラジウムが0枚。 【プラチナは軟調、先限は4780円割れは小口の打診買いか】 プラチナは期先中心に軟調。先限は4774円まで下落し、昨日、発会した25年 12月限の発会値4782円割れまで軟化。発会して1日しか経っておらず、買い戻し の動きは少なく、4780円割れは小口の新規打診買いが根強いもよう。今夜の欧州市 場がボクシングデーで引き続き、クリスマス休暇のため、JPXプラチナ市場も見送り 気分が強いとみるが、大きな崩れはないと予想。先限は4800円台を回復し、 4810円を上回って引けると、日足は4日連続で陽線引けとなるが、現時点では反発 力は感じられず。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、アジア市場では943ドルをつけたが、早々に売り が出て、940ドル割れ。931.70ドルまで軟化。金現物相場が一時2627ドル 台まで上昇しているが、逆行安。 午前11時10分現在、プラチナは931.80ドル、パラジウムが出来ず。24日 の大引け時点はプラチナが940.81ドル、パラジウムが936.32ドル。 MINKABU PRESS
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