NYプラチナ市況=プラチナが反発、パラジウムは続伸

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (25/ 4)   910.3      928.5       909.4       922.4    + 11.9
         (25/ 7)   922.7     936.3       921.8       929.5    +  8.2
 パラジウム  (25/ 3)   907.50     926.50      904.00      912.10   +  2.30
         (25/ 6)   919.00     934.50      913.50      920.50   +  2.00
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          25,465         21,527        89,235       (-    611)
 パラジウム          3,275          2,632        19,833       (+    126)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          42,392.27  - 151.95
     前日  157.30/32   1.0359/61   ・ナスダック         19,280.79  -  30.00
     本日  157.62/64   1.0261/63   ・10年米国債利回り      4.57  -   0.00
・NY原油  (25/ 2)   73.13 + 1.41  ・SPDR保有金残高    872.52      0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続伸。前日比はプラチ
ナが5.7〜14.9ドル高、中心限月の4月限が11.9ドル高、パラジウムが
2.00〜2.30ドル高、中心限月の3月限は2.30ドル高。
 プラチナ4月限は反発。時間外取引では、金堅調につれ高となった。欧州時間に入る
と、戻りを売られたが、金堅調を受けて地合いを引き締めた。日中取引では、ドル高と
なったが、金堅調につれ高となった。
 パラジウム3月限は欧州時間から買い戻し主導で上昇した。
 プラチナ4月限は時間外取引を909.4〜922.8ドルのレンジで推移し、前日
比9.5ドル高の920.0ドルとなった。4月限は安寄りしたのち、金堅調につれ高
となった。欧州時間に入ると、戻りを売られたが、金堅調を受けて地合いを引き締め
た。
 日中取引では、ドル高となったが、金堅調につれ高となった。時間外取引の高値を突
破すると、テクニカル要因の買いが入って928.5ドルまで上昇した。
 金堅調につれ高となった。米西部ネバダ州ラスベガスのトランプ・ホテル・ラスベガ
スの外で1日朝、米電気自動車(EV)大手テスラのサイバートラックが爆発して炎上
した。トランプ次期米政権の関税引き上げなど政策に対する懸念が残っている。
 パラジウム3月限は、時間外取引を904.00〜920.00ドルのレンジで推移
し、前日比3.20ドル高の913.00ドルとなった。3月限は安寄りしたのち、他
の貴金属の堅調につれ高となった。欧州時間に入ると、戻りを売られたが、他の貴金属
の堅調を受けて押し目をかわれた。
 日中取引では、他の貴金属の堅調を受けて926.50ドルまで上昇した。その後
は、ドル高を受けて戻りを売られた。
 31日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの26万9972
オンス、パラジウムは同変わらずの3万8531オンス。
今日の材料
・12月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.0と、11カ月
ぶりの低水準を記録した。製造業者は増税と外需の低迷により雇用を削減したことが明
らかになった。
・12月のユーロ圏HCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.1と
なり、速報値の45.2を小幅下回った。11月は45.2。2022年半ば以降50
を下回っている。
・米新規失業保険申請件数は、前週比9000件減の21万1000件となった。市場
予想は22万2000件だった。8カ月ぶりの低水準となり、労働市場が依然として堅
調であることを示唆した。
・11月の米建設支出は年率換算で前月比横ばいとなった。市場予想は0.3%増。一
戸建て住宅建設の緩やかな増加が集合住宅の大幅な減少に相殺される形となった。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は、E
CBの主要政策金利が秋までに2%に引き下げられるとの見通しを示した。
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