−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 貴金属の相場表(帳入値と前営業日比) 2025/02 2025/12 ドル建て現物価格 15:45 現在 金 13,391 +36 13,487 +61 : 2,643.85 +11.97 銀 151.0 +3.0 155.0 +2.0 : 3,007.00 +51.00 プラチナ 4,729 +24 4,733 +39 : 938.93 + 6.49 パラジウム 4,600 0 4,600 0 : 923.64 +10.38 ====================================== 15:45 現在 前営業日比 15:45 現在 前営業日比 ドル・円相場 157.76 +0.10 ユーロ・ドル相場 1.0398 +0.0083 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【市況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ドル建て現物相場の上昇を受けて 買い優勢で始まった。その後は、円安を受けて上げ幅を拡大し、先限は正午前に40円 超の上昇で推移。午後に入り、円が小反発もドル建て現物相場の上昇から上げ幅を拡大 した。引け前に上げ幅を縮小も堅調。 パラジウムの商いは成立しなかった。 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが23〜39円高、プラチナスポットが16 円高、パラジウムが変わらず。 推定出来高は、プラチナが7291枚、プラチナミニが1217枚、プラチナス ポットが2150枚、パラジウムが0枚。 【NYプラチナ4月限が970ドル超えができるかに注目】 プラチナ先限は夜間取引で4783円まで上昇した。12月30日の高値4794円 が抵抗線となり、高値を離れたが、堅調に引けた。日経平均株価が一時1000円近い 反発となったことは、支援材料。その反面、中国株の代表的指数である上海総合指数は 続落で推移後、プラスサイドに浮上(午後4時時点の暫定値)。中国の景気刺激策に対 し、懐疑的な見方が多いが、プラチナ相場の低迷脱出には中国景気の先行き不安が払し ょくできるかがカギ。 6日の米商品先物取引委員会が発表した12月31日現在の建玉明細によると、大口 投機家は、24日と比べ、買い越し枚数を1万枚近く減らした。今年に入り、微増基調 になっているとみるが、まだ積極的には買いを仕掛けていない印象だ。中国の景気不 安、米次期トランプ大統領が強硬な関税引き上げ政策を執ることが予想され、プラチナ 需要に対して不安が強いことが相場の圧迫要因だが、20日のトランプ氏の就任を前に 投機家の買い姿勢が強まり、ニューヨークプラチナ期近4月限が抵抗線の970ドルを 上抜くことができるかに注目したい。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、上昇。朝方の936.83ドルから、932ドル台 まで下落したが、金堅調が下支えになった。正午過ぎに931ドル台で買い支えられた 後、午後1時前から買い優勢となり、941.73ドルまで上昇。その後、金堅調に支 援され、940ドルを挟んで推移した後、小幅安。 MINKABU PRESS
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