[今夜の視点]金・銀=米CPIを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米生産者物価指数(PP
I)の伸び鈍化を受けて押し目を買われた。アジア市場では、朝方の2674.74ド
ルから、手じまい売りが出て軟調となり、2669ドル台まで下落した。午後に入る
と、押し目を買われ、2679ドル台まで上昇した。
 米生産者物価指数(PPI)の伸びが前月比で鈍化したことが支援要因だが、金ET
F(上場投信)から投資資金が流出した。今夜は12月の米消費者物価指数(CPI)
の発表がある。事前予想は前年比2.9%上昇と前月の2.7%上昇から伸びが加速す
るとみられている。
<今夜の予定>
・英消費者物価指数 2024年12月(国立統計局)
・ユーロ圏鉱工業生産 2024年11月(EUROSTAT)
・米消費者物価指数 2024年12月(労働省)
・米製造業景況指数 2025年1月(ニューヨーク連銀)
・米地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB)
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