NYプラチナ市況=プラチナが続伸、パラジウムは反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (25/ 4)   942.0      968.1       939.1       965.5    + 17.1
         (25/ 7)   951.8     977.1       950.1       975.3    + 16.2
 パラジウム  (25/ 3)   951.00     970.00      945.00      967.10   + 10.20
         (25/ 6)   955.00     976.00      952.50      975.00   +  9.80
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          26,778         22,389        77,006       (+    445)
 パラジウム          3,189          2,912        19,625       (-    120)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          43,487.83  + 334.70
     前日  155.21/23   1.0300/02   ・ナスダック         19,630.20  + 291.91
     本日  156.15/17   1.0275/77   ・10年米国債利回り      4.61  +   0.00
・NY原油  (25/ 3)   77.39 - 0.46  ・SPDR保有金残高    868.78  -   3.74
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反発。前日比はプラチ
ナが14.1〜17.1ドル高、中心限月の4月限が17.1ドル高、パラジウムが
9.8〜10.20ドル高、中心限月の3月限は10.20ドル高。
 プラチナ4月限は続伸。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、ドル高に上値
を抑えられた。欧州時間に入ると、買い戻されて堅調となった。日中取引では、ドル安
や株高を受けて買い優勢となった。
 パラジウム3月限はドル安や株高を受けて買い優勢となった。
 プラチナ4月限は時間外取引を939.1〜956.4ドルのレンジで推移し、前日
比7.1ドル高の955.5ドルとなった。4月限は安寄りしたのち、金堅調につれ高
となったが、ドル高に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、買い戻されて堅調となっ
た。
 日中取引では、手じまい売りが出たが、ドル安や株高を受けて買い優勢となった。時
間外取引の高値を突破し、968.1ドルまで上昇した。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待を受けてドル安に振れた。一方、米株式市
場では、IT・ハイテク株に買い戻しが入って大幅高となった。米大手銀の決算好調も
株高要因となった。
 パラジウム3月限は、時間外取引を945.00〜960.00ドルのレンジで推移
し、前日比3.40ドル安の953.50ドルとなった。3月限は安寄りしたのち、押
し目を買われたが、ドル高を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、買い戻されて
下げ一服となった。
 日中取引では、戻りを売られ、945.00ドルまで下落した。その後は、ドル安や
株高を受けて地合いを引き締めると、買い戻されて970.00ドルまで上昇した。
 16日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比2万5189オンス増の
29万3460オンス、パラジウムは同変わらずの3万8531オンス。
今日の材料
・12月の英小売売上高(数量ベース)は前月比0.3%減で予想外のマイナスとなっ
た。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は、E
CBは一連の利下げを通じて金融緩和を継続すべきだと述べた。
・イスラエル首相府は、パレスチナ自治区ガザでの停戦と人質解放に関する合意が、当
初の予定通り19日に発効する見込みだと発表した。
・米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、インフレが依然として問題との認識を
示した。
・12月の米住宅着工件数は前月比15.8%増の149万9000戸と昨年2月以来
の高水準となった。市場予想は132万戸。前年比4.4%減。
・12月の米鉱工業生産指数は前月比0.9%上昇し、予想の0.3%上昇を上回っ
た。前年比0.5%上昇した。設備稼働率は77.6%上昇と、11月の77.0%か
ら上昇。
・トランプ次期米大統領は、中国の習近平国家主席と電話会談を行ったことを明らかに
した。
・国際通貨基金(IMF)は、2025年の世界経済成長率の見通しを0.1%ポイン
ト引き上げ、3.3%とした。米国の予想を上回る成長が、ドイツやフランスなど主要
経済国の見通し引き下げを相殺する形となった。
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