［今日の視点］石油＝下落へ、トランプ新大統領の大統領令に注目を

　国内市場は下落へ。２０２５年６月限で１００〜４００円安程度を想定する。キング
牧師の誕生日でニューヨーク市場は休場だったが、ブレント原油が続落したことが重し
となる。円相場が１ドル＝１５５円半ばで円高・ドル安推移していることも国内市場の
圧迫要因。
　トランプ新大統領は米国内での掘削拡大や、戦略石油備蓄（ＳＰＲ）の補充、米国の
エネルギーを世界に供給することなどについて言及した。就任初日の大統領令で何を行
ってくるのか、このあとは報道に目を凝らすことになりそうだ。内容次第で国内市場は
右往左往する可能性がある。ＳＲＰについてはバイデン前大統領が過去最大規模の放出
を実施し、その後の補填が限定されているため、補充を急ぐのならば相場を支えること
になるだろう。
＜今日の予定＞
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 消費者物価指数 2024年12月（香港統計局）
◆ ドイツ ◆
【経済】19:00 景況感指数 2025年1月（ZEW）
◆ イギリス ◆
【経済】16:00 雇用統計 2024年12月（国立統計局）
◆ アメリカ ◆
【農産】1/22 01:00 週間穀物輸出検証高（USDA）
【納会】--:-- WTI原油 2025年2月限（NYMEX）
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 消費者物価指数 2024年12月（カナダ統計局）
MINKABU PRESS

• ＜シカゴコーン＞テクニカルポイント
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