−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/03 1,045.00 1,068.00 1,039.00 1,067.25 +33.25 2025/05 1,052.25 1,078.25 1,049.00 1,077.75 +33.00 2025/07 1,061.50 1,087.50 1,059.25 1,087.25 +32.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 386,491 373,289 845,734 (+ 12,128) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(1月16日までの週) 大 豆:97万3145トン(前週改定値:135万7370トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(1月27日−1月31日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年並。雨量は平年を下回る〜平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅続伸。前日比は15.25〜33.25セント高。3月限は前日 比33.25セント高の1067.25セント。 トランプ氏が大統領に就任すると同時に様々な大統領令に署名しながらも、中国とE Uに対する輸入関税の引き上げについては明言を避けたことから輸入関税の引き上げは 事前に予想されていたよりも緩やかなものになる可能性が意識され、中国向け輸出不安 が後退し急伸した。また、アルゼンチンでの雨量不足とこれに伴う作柄悪化も引き続き 買い支援要因となった。 3月限は1045セントで取引を開始した後は転売を消化しながら上値を探る足取り を展開。シカゴの時間帯直前に1060セントを上抜いたところで下押されたが、シカ ゴの時間帯は上値を探る足取りを展開し引け前に1068セントの高値に到達。高値に 近い水準を維持し30セントを超える上げ幅を記録する急伸のまま引けた。 米農務省(USDA)発表の1月16日までの大豆週間輸出検証高は97万3145 トンで前週改定値の135万7370トンを下回った。 累計輸出量は3229万7933トンで前年同時期の2677万7056トンをおよ そ21%上回った。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年並だった。 今週は16日まで局地的な降雨となり17日は散発的な降雨が見込まれる。一方の 気温は17日まで平年並になるだろう。 ブラジル南部での降雨はまばらとなっており、結実期を迎えているマトグロッソドス ル州およびパラナ州の大豆、受粉〜結実期を迎えているリオグランデドスル州の大豆に とって少雨による影響が警戒される。今週末にかけて前線が近づく見込みで、これに伴 う降雨が期待される。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並だった。 17日にかけて散発的な降雨となり、気温は17日まで平年並になるだろう。開花〜 結実期を迎えた大豆、生育中のコーンにとって良好な生育環境を維持。 ブラジル中部および北部では広い範囲で雨季の散発的な降雨が続いており結実期を迎 えている大豆にとって良好な生育環境が続いているが、この雨が1月末または2月にか けて降り続くようであれば大豆の収穫やサフリーニャコーンの作付けへの影響が懸念さ れる。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> この24時間は概ね降雨は発生しなかった。気温は平年並〜平年を上回った。 今後は15日まで概ね降雨は発生しないが、16〜17日は散発的な降雨が続く見込 み。一方の気温は17日まで平年並〜平年を上回るだろう。 少雨傾向のなか気温が32〜36℃前後まで上昇していることで、多くの地域で土壌 水分の乾燥が進行している。これに伴い穀物の作柄が低下している。今週後半から週末 にかけてまとまった雨量を伴う降雨が発生する見通しだが、雨量は限られる可能性があ る。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> この24時間は概ね降雨は発生せず。気温は平年並〜平年を上回った。 今後は15日まで概ね降雨は発生しないが、16〜17日は散発的な降雨が見込まれ る。この間の気温は平年並〜平年を上回るだろう。 多くの地域で少雨傾向のなか気温が32〜36℃前後まで上昇していることで土壌水 分の乾燥が進行している。南部での雨は今後数週間に渡って局地的なものにとどまる見 込みでコーン、大豆への影響が警戒される。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の大幅高に追随高となった。大豆粕は1月半 ばに大きく値を落としていた反動や主要産地であるアルゼンチンの乾燥から2ケタの上 げ幅を記録する大幅高となった。 大豆粕3月限は前日比13.80ドル高の311ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジルは南部産地では25日まで局地的から散発的な降雨。 ・ブラジル中部産地では慈雨で良好な生育環境を維持するも降雨過多懸念が強まる。 ・アルゼンチンは北部産地では土壌水分の乾燥が進行。 ・アルゼンチン南部産地では土壌水分の乾燥が進み穀物への影響が警戒される。 ・USDA発表の1月1月16日までの大豆週間輸出検証高は97万3145トンで 前週改定値の135万7370トンを下回る。 MINKABU PRESS
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