NY貴金属引け速報=軒並み下落、強気な7月の米住着工件数発表後から軟化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/10  3331.8  - 18.9       プラチナ    25/10   1312.8   - 24.2
         25/12  3358.7  - 19.3               26/ 1   1322.0   - 24.2
    銀   25/ 9  3733.2  - 69.7       パラジウム   25/ 9   1112.00  - 19.60
        25/12  3781.4  - 71.1               25/12   1122.00  - 21.50
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 ニューヨーク金は続落、銀は大幅反落。前日比は金が20.1〜18.3ドル安、中
心限月の12月限が19.3ドル安、銀が73.8〜69.0セント安、中心限月の9
月限は69.7セント安。
 金12月限は続落。時間外取引では、ドル高一服に支援され、アジア時間から小高く
なった。欧州時間も上値は重いながら堅調に推移し、6ドル超の上昇で推移。日中取引
では、7月の米住宅着工件数が強気の数字となると、ドルが対ユーロで上昇するなか、
急速に地合いを緩め、マイナスサイドに軟化。中盤にかけて一段安となり、2ケタ安ま
まで軟化。21日からジャクソンホール会議を控えて手じまい売り先行もようとなり、
後半から終盤にかけても軟調に推移した。トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキ
ー大統領の会談が午後に行われ、友好ムードで和平に向け進展が見られ、地政学的リス
クの後退も手じまい売り要因となった。
 銀9月限は大幅安。時間外取引では小幅高で推移。日中取引に入り、上げ幅を削り、
大幅安となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムが反落。前日比はプラチ
ナが24.8〜24.1ドル安、中心限月の10月限が24.2ドル安、パラジウムは
22.00〜19.60ドル安、中心限月の9月限は19.60ドル安。
 プラチナ10月限は続落。時間外取引では、金堅調につれ高となり、欧州時間に入
り、上げ幅を拡大し、16ドル超の上昇で推移。日中取引では金、銀が下げに転じたこ
とにつれ安となり、急落となった。ドル建て現物相場が1300ドルに接近するまで下
落し、実需家も積極的な買い見送りムードとなった。この日の安値から下値を切り上げ
たが、大幅安で引けた。
 パラジウム9月限は時間外取引では小幅続伸で推移。日中取引は他の貴金属市場の軟
化から売り優勢となった。
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