［今夜の視点］シカゴ大豆＝ボラティリティ拡大で激しい値動きに注意

　シカゴ大豆の夜間取引は軟調。前日の急伸に対する修正安模様だが、朝方の安値から
は下げ幅を縮小している。３月限は１０６０セント台割れもあったが、直近は１０６０
セント台中盤まで戻している。
　アルゼンチン産地とブラジル産地南部の天気予報に引き続き注目したいが、天候相場
にはオーバーシュート（行き過ぎ）がよくあるため、さらに大幅高となる可能性もあ
る。ただ、ボラティリティが増大しているため、激しい値動きになる可能性もあるため
注意したい。
　トランプ新政権については、大豆にとって最大の顧客である中国についての言及には
引き続き注意深く見守りたい。
　前日のシカゴは大幅続伸。引き続きアルゼンチン産地全域、ブラジル産地南部の乾燥
懸念に支援された。トランプ新大統領が中国への追加関税を発表せず、ひとまず同国へ
の輸出懸念が後退していることも支援材料。週間輸出検証高も９７万トン台と前週から
減少したが、引き続き高水準だった。

　３月限は１０６８．００セントまで上昇した後、引けも１０６７．２５セントとほと
んど下げなかった。

＜今夜の予定＞
◆　アメリカ　◆
【経済】 21:00 住宅ローン申請指数（MBA）
【経済】 1/23 00:00 景気先行指数 2024年12月（カンファレンスボード）
【工業】 1/23 06:30 週間石油統計（API）
◆　カナダ　◆
【経済】 22:30 鉱工業製品価格指数 2024年12月（カナダ統計局）

MINKABU PRESS

＊予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
＊海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

• 東京石油夜間序盤＝原油６月限は６０円安の７万２４４０円で推移
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• 東京貴金属夜間序盤＝金先限は１４円高の１万３８４２円
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• 東京ゴム夜間序盤＝ゴム６月限は０．９円安の３８１．２円で推移
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• ＜シカゴコーン＞テクニカルポイント
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• ＜シカゴ小麦＞テクニカルポイント
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