プラチナ市況=プラチナが反落、現物の戻りは売られる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,801    -24    13,873   -39  : 2,752.37   -23.14
銀          153.0    0.0     154.0   0.0  : 3,021.00   -60.00
プラチナ     4,732     +7     4,683   -15  :   944.10    -8.10
パラジウム   4,800      0     4,800     0  :   974.77   -26.64
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    156.12   +0.85  ユーロ・ドル相場   1.0459  -0.0008
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ドル建て現物相場の下落を受けて
売り優勢で始まったのち、リスク回避の動きを受けて軟調となった。午後に入ると、円
高が一服したが、ドル建て現物相場の戻りを売られたことに上値を抑えられた。パラジ
ウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが27円安〜7円高、プラチナスポットが9
円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが7084枚、プラチナミニが909枚、プラチナスポット
が2158枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米国の関税に対する懸念でリスク回避が圧迫】
 プラチナ先限は4661円まで下落した。リスク回避の動きが圧迫要因になった。円
相場は1ドル=155円台半ばで円高が一服した。
 トランプ米大統領は、南米コロンビアが米国から強制送還された不法移民を乗せた軍
用機2機の着陸を拒否したことを受け、25%の関税や制裁などの報復措置を取ると表
明した。その後に米ホワイトハウスは、米大統領が明らかにしたコロンビアに対する関
税賦課と制裁を保留すると発表した。強制送還される移民を巡り両国が合意に達し、リ
スク回避の動きは一服した。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。トランプ米大統領がコロンビアに対する関税
や制裁を発表し、リスク回避の動きとなるなか、393ドル台で下げ一服となったが、
戻りは売られた。午後に入ると、下げ一服となったが、戻りは売られた。
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