石油午前=軟調、米関税政策を危惧し慎重な値動きが続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は軟調。米週間石油在庫統計の発表を控えて海外原油は反発したもの
の、国内市場では調整売りが引き続き優勢。トランプ米政権による関税政策が世界経済
のリスクであるとみなされており、慎重な値動きが続いている。円相場は1ドル=
155円後半で推移し、東京時間帯は円売りがやや優勢。時間外取引でニューヨーク原
油は小動き。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計に対する反応は限定
的。
 日中取引開始後、原油の2025年6月限は下落。ただ、夜間取引の値幅を維持して
おり、動意は目立たない。
 午前11時08分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
480〜340円安。
 午前11時08分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が864枚。
【米軍はシリアから撤退か】
 イスラエル国営のKan11によると、トランプ米大統領はイスラエルのネタニヤフ
首相に米軍をシリアから撤退させる意向であることを伝えた。なお、ネタニヤフ首相は
来月4日に米ホワイトハウスを訪問し、トランプ米大統領と会談する予定。イスラエル
首相府が発表した。ただ、米政府は訪問の日程はまだ決まっていないとしている。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で3月限は前日比0.02ドル安の73.75ドルで推移。
本日これまでのレンジは73.75〜73.98ドル。
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