●短期見通し穀物、通商リスク警戒ながらも堅調＝マーケットエッジ

　トウモロコシは、アルゼンチンの乾燥傾向、米農務省（ＵＳＤＡ）需給報告で在庫見
通しが予想以上に大きく引き下げられたことを背景に、大きく値位置を切り上げてい
る。特にアルゼンチンの気象環境に対する関心が高く、このまま乾燥懸念が維持される
と、上昇トレンドが追認しやすい。産地では降雨も報告されているが、生産環境の安定
につながるのかは不透明感が強い。チャートは戻り高値を更新しており、次は５００セ
ントの節目が試される。小麦に対する割高感が強いこと、農家売りが膨らんでいること
はネガティブ。
　大豆は、アルゼンチンの天候リスクで上昇傾向にあるが、ボックス相場が踏襲されて
いる。トウモロコシとの連動で底固い展開になるが、トウモロコシほどの需給ひっ迫警
戒感はなく、横ばいからじり高の展開が想定される。このままアルゼンチンの乾燥懸念
が維持されると昨年９月の１，０７０セントが打診される。ただし、トランプ米大統領
動きが活発化しており、通商リスク織り込みに移行する展開には注意が必要。
（マーケットエッジ・小菅 努）

• ２２日のＳＰＤＲゴールドの現物保有高は前日比変わらず
  商品

  NEW

  08/23(土) 08:00
• 海外粗糖市況＝ＮＹ粗糖１０月限は０．１３セント高の１６．４８セント
  商品

  NEW

  08/23(土) 07:43
• ＣＦＴＣ建玉明細報告（８月１９日現在）＝シカゴ大豆
  商品

  NEW

  08/23(土) 07:30
• ＣＦＴＣ建玉明細報告（８月１９日現在）＝シカゴ・コーン
  商品

  NEW

  08/23(土) 07:30
• ＣＦＴＣ建玉明細報告（８月１９日現在）＝ＩＣＥ粗糖１１号
  商品

  NEW

  08/23(土) 07:30