[今夜の視点]シカゴ大豆=引け後のFOMCにも注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は上伸。3月限は再び1050セント台に乗せている。引き続
き南米産地の天気が注目されそうだが、後述するように、アルゼンチン産地とブラジル
産地では異なる懸念材料となっているため注意したい。なお今夜は帳入れ後にFOMC
声明文が公表されるため、それを受けたドルの値動きが、明日のアジアの時間帯の夜間
取引に影響する可能性もある。

 前日のシカゴは総じて反発。前日圧迫要因となった中国のディープシーク社ショック
による金融市場のリスクオフの動きが一巡したことで、アルゼンチン産地の乾燥懸念や
ブラジル産地の逆に降雨による収穫遅れ懸念に支援された。ただ、アルゼンチンは6月
まで輸出関税を引き下げているため、輸出競合の面で上値抑制要因となっている。

 3月限は1050.75セントまで上昇したものの、引けは1045.00セントと
前日比変わらずまで下押された。

<今夜の予定>
◆ 中国 ◆
【休日】 春節
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 連邦公開市場委員会(FRB)
【経済】 1/30 04:00 FOMC声明文公表(FRB)
【工業】 1/30 00:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】 23:45 政策金利発表(カナダ銀行)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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