−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/03 485.00 497.50 485.00 497.00 +11.75 2025/05 495.50 508.00 495.50 507.50 +11.50 2025/07 497.25 509.25 497.25 509.00 +10.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 514,851 409,091 1,980,020 (+ 11,372) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米エネルギー省発表の週間エタノール統計(1月24日までの週) 生産量:日量101万5000バレル(前週比 8万4000バレル減) 在 庫: 2572万2000バレル(前週比15万2000バレル減) *米気象庁発表の6−10日予報(2月4日−2月8日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは続伸。前日比は1.00セント〜11.75セント高。3月限は前日比 11.75セント高の497セント。 少雨傾向に見舞われているアルゼンチンでは今後も少雨が続く見通しで乾燥による作 柄低下が警戒され、ブラジルでは降雨過多によるサフリーニャコーンの作付遅延懸念が 強まっていることが強気材料視されて買い優勢で運ばれた。 3月限は485セントで取引を開始したが、これがこの日の安値となった。その後浮 上し、しばらく490セント台前半でもちあったが、米国の時間帯を迎えると地合いを 引き締めて497.50セントの高値に到達。高値を放れた後も494セントを下値支 持線とする高もみとなり、2ケタの上げ幅を記録して終了。 米エネルギー省発表の1月24日までの週における1日当たりの平均エタノール生 産量は前週比8万4000バレル減の101万5000バレルだった。一方、同日時点 のエタノール在庫は前週比15万2000バレル増の2572万2000バレルだっ た。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並だった。 今後は2月1日まで北部を中心に局地的〜散発的な降雨が続く見通し。気温は2月2 日まで平年並〜平年を上回る見込み。 今週は慈雨となる機会が増えるが、リオグランデドスル州の雨量は概ね平年を下回る 見込みで結実期を迎えているコーンの作柄低下の恐れがある。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年並だった。 今後は2月1日まで散発的な降雨が続くと見られ、気温は2月1日まで平年並が予想 される。 雨量の増加に伴い、来週にかけて大豆の収穫やサフリーニャコーンの作付は停滞する だろう。大豆の品質低下や運送問題が浮上するリスクも高まっている。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年を上回った。 今後は30日から週末の2月2日にかけて概ね降雨は発生せず、気温が上昇する見込 み。2月3日の週には再び降雨となると予測されるが、十分な雨量がもたらされる可能 性は低い。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> この24時間は概ね降雨は発生せず。気温は平年を上回った。 今後は31日まで概ね降雨は発生しないだろう。一方の気温は31日まで平年を上回 る見込み。 前週末に続いて27日も降雨が発生したものの、多くの地域で期待外れの少雨にとど まった。多くの地域ではこの数週間降雨は発生しておらず、土壌水分の乾燥が進んでい る。 シカゴ小麦は大幅上伸。アルゼンチンなど南米生産国の天候不良を受けて需給引き締 まり観測が強まるなか買い優勢で運ばれた。今月22日以来の高水準まで大きく値を伸 ばしたことで、22日〜27日かけての下落幅は相殺された。 期近の主要限月3月限は前日比17.25セント高の562.50セント。 今日の材料 ・ブラジル産地南部ではリオグランデドスル州を中心に乾燥傾向が続く。 ・ブラジル産地中部は降雨過多による大豆収穫およびサフリーニャコーン作付け遅延 が警戒される。 ・アルゼンチン産地中部および南部では引き続き少雨傾向。気温も上昇し穀物の作柄 悪化が警戒される。 ・1月24日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比8万 4000バレル減の101万5000バレル。 MINKABU PRESS
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