プラチナ市況=プラチナは続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,729    -49    13,800   -45  : 2,761.77    +0.97
銀          152.0    0.0     153.0   0.0  : 3,085.00   +45.00
プラチナ     4,759    +46     4,718   +26  :   956.35   +12.35
パラジウム   4,800      0     4,800     0  :   967.14   +14.83
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    154.45   -0.83  ユーロ・ドル相場   1.0412  -0.0030
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まったのち、円高を受けて上げ一服となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の
上げ一服を受け、もみ合いとなった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが17〜46円高、プラチナスポットが変わ
らず、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが6115枚、プラチナミニが524枚、プラチナスポット
が1889枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナ先限は4735円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相
場は1ドル=154円台半ばまで円高に振れた。
 プラチナは欧州の株高などを受けて買い戻し主導で上昇した。ただエヌビディアが下
落し、ディープシーク・ショックに対する懸念が残った。また米連邦公開市場委員会
(FOMC)で金利据え置きが決定され、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が
今後の手掛かりを示さなかった。一方、米政権はカナダやメキシコに対する関税を2月
1日から発動させる見通しであることも上値を抑える要因である。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の954.02ドルから、ドル安を受け
て堅調となり、957ドル台まで上昇した。午後に入ると、買いが一巡し、上げ一服と
なった。
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