金・銀市況=金は反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,729    -49    13,800   -45  : 2,761.77    +0.97
銀          152.0    0.0     153.0   0.0  : 3,085.00   +45.00
プラチナ     4,759    +46     4,718   +26  :   956.35   +12.35
パラジウム   4,800      0     4,800     0  :   967.14   +14.83
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    154.45   -0.83  ユーロ・ドル相場   1.0412  -0.0030
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【市況】
 金が反落。ドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢で始まったのち、円高を受けて
マイナスサイドに転じた。午後に入ると、円高が一服したが、戻りは限られた。銀の商
いは成立しなかった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが49〜26円安、ゴールドスポットが40円安、銀
が変わらず。
 推定出来高は、金が1万8961枚、金ミニが7536枚、ゴールドスポットが
2090枚、銀が0枚。
【金は米FOMCで金利据え置きも押し目を買われる】
 金先限は日中取引で1万3777円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相場
は1ドル=154円台半ばまで円高に振れた。
 金は米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きが決定されたが、押し目は買
われた。ただパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が今後の手掛かりを示さなかっ
たことから買い一巡後の上値は限られた。一方、エヌビディアが下落し、ディープシー
ク・ショックに対する懸念が残った。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、米連邦公開市場委員会
(FOMC)の金利据え置きが圧迫要因になったが、押し目は買われた。アジア市場で
は、朝方の2760.35ドルから、ドル安を受けて2762ドル台まで上昇したの
ち、上げ一服となった。
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