反発、新型肺炎を引き続き警戒も反動高に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=53.48(+0.34 +0.64%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.34ドル高。その他の限月は0.05~0.36ドル高。
 
 中国で広まっている新型コロナウイルスは引き続き警戒されているが、米株式市場が反発したことがきっかけとなり原油市場にも買い戻しが入った。石油輸出国機構(OPEC)関係筋の話として、協調減産期間の延長や、減産目標の拡大についての検討が始まったと伝わっていることも下値を支えた。

 時間外取引で3月限は52.68ドルまで軟調に推移したが、下値は広がらず。通常取引開始後は買い戻しが優勢となり、53.92ドルまで上げた。

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