●論点解説ゴム、トランプ対中関税を警戒も様子見=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 上海ゴムが春節の連休で小動きながらも、底固い展開が続いている。2月1日にもト
ランプ米政権は対中関税を発動する可能性があるものの、ゴム相場は一定の緊張感を示
しつつも本格的なリスクオフは回避している。実際に関税が発動されると、自動車・タ
イヤ市場に対する影響も無視できないが、事前に積極的にリスクを織り込む動きは鈍
い。違法薬物対策などで中国政府が動きを見せれば関税発動が見送られる可能性もあ
り、事前の積極的な売買は見送られている。これは、原油や非鉄金属など他の産業用素
材市況にも共通している。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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