石油午前=上昇、トランプ米大統領の判断を注視

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。トランプ米大統領がカナダやメキシコに対する敵対的な関税
を発動させる見通しで、関税の対象から石油が排除されるという発表がまだないことが
相場を押し上げている。トランプ米大統領は現地時間の30日夜にも最終的な判断を発
表する可能性がある。円相場は1ドル=154円前半で円買い・ドル売りが優勢。時間
外取引でニューヨーク原油は堅調。
 日中取引開始後、原油の2025年6月限は堅調。ただ、夜間取引の値幅内で推移し
ており、動意は限定的。
 午前10時58分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
170〜490円高。
 午前10時58分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が985枚。
【米大統領、BRICSのドル離れを警告】
 トランプ米大統領は、世界的なドル離れの中心であるBRICS諸国に100%の関
税を課すと警告した。BRICS諸国は決済にドルを使用せず、自国通貨建ての取引を
増加させており、ドル決済から完全に離脱した国もある。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で3月限は前日比0.40ドル高の73.13ドルで推移。
本日これまでのレンジは73.00〜73.38ドル。
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