［本日の見通し］石油＝下落、ウクライナ戦争は終結するのか？

　日中取引開始後、原油の２０２５年６月限は下落。ただ、夜間取引の段階で売りは一
巡している。
　ロイター通信の報道によると、トランプ米政権はウクライナへの武器支援を今週末に
も再開するという。関係筋の話として伝わっている。トランプ米大統領は以前から繰り
返しウクライナ停戦を訴えているものの、ロシアのプーチン大統領との会談について報
道はなく、ウクライナとロシアの武力衝突が続く可能性がある。ロシアに対してウクラ
イナでの戦闘を止めなければ追加制裁を科すと警告していることもウクライナ戦争の長
期化を示唆する。トランプ米大統領は今のところ中国と経済的にあまり揉める気はない
ようだが、ロシアと関係を改善する意思はあるのだろうか。
　時間外取引でニューヨーク原油３月限は前日比０．８１ドル安の７２．３５ドルで推
移。本日これまでのレンジは７２．２８〜７２．４８ドル。
　原油６月限の予想レンジは６万９５００円から７万０５００円、ガソリン先限は８万
６５００円から８万７５００円、灯油先限は８万７５００円から８万８５００円。
MINKABU PRESS

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