[本日の見通し]ゴム=様子見気分が強い、米中関税交渉に注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、様子見気分が強い相場となりそうだ。寄り付きでは、メキ
シコ、カナダへの追加関税発動は延期になったものの、依然として不透明感が強いう
え、夜間取引の下げ幅を大きかったことから買いがやや優勢となり、夜間取引の下げ幅
をやや縮小した。ただ、その後は小動きとなっている。
 今日のJPXゴムRSS3号は、日本時間の午後2時1分に発効を迎える米国の大衆
追加関税がポイントになる。執行前に、交渉の席が持たれており、前日のメキシコ、カ
ナダに続き、関税発効が延期となれば、JPXゴムRSS3号にとって買い材料となり
そうだ。一方、交渉が決裂し予定通り、追加関税が発行すれば、売り材料となるとみ
る。
 なお、明日から上海市場が再開される。上海市場が休場の間、JPXゴムRSS3号
は地合いを引き締めている。この間の上昇に対する調整安となる可能性もあるとみる。

 午前9時53分時点の円相場は1ドル=155.25円付近で推移している。

 午前9時53分時点のゴムRSS3号活発限月の7月限は同3.8円安の387.2
円。今日の日中、予想される6月限のレンジ380.0〜395.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号6月限の予想レンジは360.0〜400.0円。
テクニカルからの下値支持線は380.0円(節目)、上値抵抗線は395.0円(節
目)。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。