[今夜の視点]金・銀=米国の中国に対する関税発動が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。きのうの海外市場では、米国の関税発動を受け
て押し目を買われた。アジア市場では、朝方の2813.19ドルから、リスク選好の
動きを受けて堅調となり、2824ドル台まで上昇した。午後に入ると、米国の中国に
対する10%の関税発動を受けて上げ一服となった。
 メキシコとカナダの関税発動が1カ月延期され、リスク選好の動きとなった。トラン
プ米大統領は中国の習近平国家主席と電話会談する予定と伝えられたが、米国の中国に
対する10%の関税が発動し、リスク回避の動きが再開した。今夜は12月の米JOL
TS求人件数や米製造業新規受注の発表がある。事前予想は800万人(前月809万
8000人)、前月比0.6%減。
<今夜の予定>
・米JOLTS求人件数 2024年12月
・米耐久財受注 2024年12月確報値(商務省)
・米製造業新規受注 2024年12月(商務省)
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