石油午前=下げ幅をやや縮小、週末にかけて円買いが一服

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。世界的な供給過剰観測や、米国と中国の貿易戦争激化による
景気悪化リスクが相場を圧迫している。米国の追加関税に対して、中国が報復関税を発
表した後のトランプ米大統領による追撃が警戒されている。日銀の追加利上げ観測を背
景とした円高・ドル安も重しだが、円相場は1ドル=151円半ばで推移しており、円
買い・ドル売りはやや後退。本日は米雇用統計の発表を控えている。時間外取引でニュ
ーヨーク原油は小動き。
 日中取引開始後、原油の2025年7月限は下げ幅をやや縮小。6万7500円まで
切り返している。
 午前11時07分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
660〜280円安。
 午前11時07分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が724枚。
【ネタニヤフ首相、サウジにパレスチナ人の引き受けを要求か】
 イスラエルのチャンネル14によるとネタニヤフ首相は、サウジアラビアは同国内に
パレスチナ国家を築くことが可能であるとの認識を示した。サウジの国土は広いと述べ
ている。ただ、サウジはパレスチナ自治区からのパレスチナ人の強制移住に反対してい
るほか、パレスチナ国家の樹立を引き続き支持している。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で3月限は前日比0.10ドル高の70.71ドルで推移。
本日これまでのレンジは70.47〜70.72ドル。
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