−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 現物 3カ月物 アルミ 2,632.87 + 7.72 2,628.00 + 9.00 アルミ合金 2,191.50 - 1.50 2,085.00 0.00 銅 9,287.61 + 132.25 9,407.50 + 131.00 ニッケル 15,537.80 - 56.56 15,756.00 - 55.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アルミ3カ月物は小幅続伸。2623ドルで小高く取引を開始した後は上海株高が手 掛かりとなって急浮上し2651ドルの高値に到達。高値を離れた後も2640ドルを 下値支持線とする高もみが続いた。欧州の時間帯には次第に値位置を落とし、2630 ドル台での高下となったが、その後の米雇用統計で非農業部門雇用者の伸びの鈍化を受 けて浮上し2640ドル台後半まで値を伸ばした。ただ、終盤には米株の下落を警戒し た戻り待ちの売りが出て、上げ幅を削り、わずかな上げ幅を残すにとどまった。 銅3カ月物は大幅続伸。9298.50ドルで堅調に寄り付いた後も値位置を切り上 げて9400ドルを突破。上海株高に支えられ9400ドル前後でもちあった後、欧州 の時間帯にはジリ高となった。米国の時間帯を迎えてからは1月の米雇用統計で非農業 部門雇用者数の伸びが前月を下回ったことから上げ幅を拡大し、一時9507ドルの高 値に達する場面も見られた。終盤には米株の下落を嫌気し、転売が見られて上げ幅を縮 小したが、昨年11月11日以来の高水準を維持して終えた。 ニッケル3カ月物は反落。1万5845ドルで堅調で取引を開始したが、寄り付き値 がこの日の高値となった。アジア時間帯は1万5800ドルを維持する堅調な足取りと なったが、欧州の時間帯は次第に値位置を落とす足取りを展開。一時は他非鉄貴金属に 追随して米雇用統計を手掛かりにした買いが見られたものの、終盤は転売を受けて崩 れ、1万5670ドルの安値まで下落。反発力は弱く、小幅安で引けた。 今日の材料 ・7日のアジア太平洋株式市場はまちまち。 ・中国上海総合指数は続伸、33.01ポイント高の3303.67ポイント。 ・欧州株は下落。英FTは、トランプ政権の関税政策についての不透明感が投資家心理 を冷やし、売りが先行。独DAXは一般消費財株が安い。 ・1月の米雇用統計 結果 14.3万人 予想 17.2万人 前回 30.7万人(25.6万人から修正) (非農業部門雇用者数・前月比) 結果 4.0% 予想 4.1% 前回 4.1%(失業率) 結果 0.5% 予想 0.3% 前回 0.3%(平均時給・前月比) ・2月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 結果 67.8 予想 71.9 前回 71.1 ・ドルは堅調。ドル円はニューヨーク時間に1ドル=150.90円台に下落する場面があ ったが、下値を切り上げ、151.30円台でニューヨーク時間の大方の取引を終えた。 ユーロドルは今月4日以来の安値となる1.0302ドルまで下落。戻り鈍く、1.0320ドル 台で引けた。 ・米国株は下落。ニューヨークダウは444.23ドル安、ナスダックは268.59ポイント低 下。日本時間の午前6時5分時点での暫定値。 ・ニューヨーク貴金属は金が反発もその他3品は売り優勢。ニューヨーク原油は小反 発。 MINKABU PRESS
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