ＮＹ原油市況＝反発、イラン警戒も米相互関税発言で上げ一服

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ニューヨーク原油（ＮＹＭＥＸ）
              始　値    　高　値　　　安　値　　　帳入値　　　前日比
  2025/ 3     70.56       71.41       70.47       71.00        + 0.39
  2025/ 4     70.32       71.11       70.23       70.74        + 0.37
  2025/ 5     69.99       70.77       69.97       70.42        + 0.35
　　推定出来高      　　前日出来高　　　　　　前日取組高　（前々日比）
     未入電              810,497             1,795,229    ( + 24,739)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 帳入値　　前日比
      ヒーティングオイル    2025/03     243.08    + 3.28
                            2025/04     236.76    + 2.57
         改質ガソリン       2025/03     210.50    + 3.03
                            2025/04     232.08    + 2.53
注：４本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
　　ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
　　値および安値と市況内の相場表の４本値は異なります。
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　ニューヨーク原油の期近２限月は反発。期近２限月は前営業日比０．３７〜０．３９
ドル高。その他の限月は０．２９〜０．３５ドル高。
　トランプ米政権が新たなイラン制裁を開始したことに対し、イランの最高指導者ハメ
ネイ師は激しく反発し、買い戻し主導で上昇した。予想以下の米雇用統計も支援要因と
なったが、米大統領の相互関税発言をきっかけに戻りを売られると、上げ一服となっ
た。
　トランプ米政権がイラン産原油の輸出に関与する個人やタンカーに新たな制裁を開始
し、イランに対して最大限の経済的圧力を加え始めた。イランの最高指導者ハメネイ師
は激しく反発し、「アメリカとの交渉は賢明ではない」として、圧力のもとでは交渉に
応じない考えを示した。
　トランプ米大統領は日米首脳会談で大統領執務室で記者団に対し、対日貿易赤字の問
題に取り組み、「均衡」に戻したいと語った。関税が赤字に対処する選択肢とも述べ
た。
　時間外取引で３月限は堅調。通常取引開始後は７１．４１ドルまで上昇したのち、上
げ一服となったが、７０．６０ドルで押し目を買われた。
　改質ガソリン、ヒーティングオイルの期近は続伸。原油高につれ高となった。
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・米石油掘削リグの稼働数は４８０基、前週比１基増加＝米ベーカー・ヒューズ
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