石油午前=堅調、米国は新たな関税を発表も相場は動揺せず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。先週末の海外原油が反発したことや、時間外取引でニューヨ
ーク原油が買い優勢であることが国内市場を押し上げている。中国の対米報復関税が本
日発動するほか、トランプ米大統領はすべての国から輸入する鉄鋼やアルミニウムに対
する新たな関税を発表しているものの、嫌気する動きは見られない。円相場が1ドル=
152円水準で円安・ドル高推移していることも支援要因。
 日中取引開始後、原油の2025年7月限は堅調。夜間取引の高値を上回り、6万
8370円まで上げた。
 午前11時14分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が変
わらず〜650円高。
 午前11時14分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が547枚。
【サウジではイスラエルへの反感広がる】
 サウジアラビアでは、イスラエルのネタニヤフ首相がサウジ国内にパレスチナ国家を
建設することが可能であると述べたことについて反感が広がっている。サウジのシュラ
評議会の有力メンバーであるユセフ・ビン・トラッド・アル=サードゥーン氏は、トラ
ンプ米大統領がイスラエル人をアラスカに、また米国に併合した後にグリーンランドに
移住させるべきだと提案した。ミドル・イースト・アイが伝えた。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で3月限は前日比0.37ドル高の71.37ドルで推移。
本日これまでのレンジは70.84〜71.43ドル。
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