●論点解説ゴム、通商リスクよりも円高の影響大=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週のゴム相場は大きく値下がりしたが、もっぱら円建てゴム相場に限定された動き
であり、為替相場が円高に振れた影響が大きかったことが窺える。米中間の通商環境が
不安定化しているが、現時点では中国経済リスクの資源価格急落といった動きは確認で
きていない。上海ゴム相場も春節の連休前後で値位置を大きく変えていない。ロンドン
銅相場に至っては、逆に約3ヵ月ぶりの高値を更新している。引き続き通商環境には注
意が必要だが、それ以上に円高の下押しが続くか否かが重視される地合になろう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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