ゴム午前=総じて下落、ただし上海ゴムの下げ渋りを受けて下げ幅は縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて下落。寄り付きでは、最近の弱地合いを継続し、売り物が
ちの展開となった。ただ、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ渋りを見せている
ことや祝日取引で大幅安となった反動から、下げ幅を縮小させる限月が目立っている。
TSR20は、出来ず。

 午前11時40分現在のRSS3号は前営業日比6.6〜4.3円安。活発限月の7
月限は同4.3円安の364.4円、期先26年1月限は出来ず、推定出来高は130
7枚(前日夜間取引含む)。

【7月限は目先の安値を付けたか】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、マイナスサイドでの取引となっている。ただ、
各限月とも安値からは戻している。活発限月の7月限は、360.3円まで下落した
が、365円手前まで水準を引き上げてきた。
 7月限は、3日に394.9円まで上昇後、6営業日で34.6円も下落しており、
テクニカル的には売られ過ぎとなっている。節目の360円の手前で下げ止まったこと
で、目先、自律反発の可能性があるとみる。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いが先行し、1.2
〜1.8セント高。
 上海ゴムは総じて軟調。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前
営業日比20元高の1万7505元で推移している。

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