●論点解説ゴム、国内相場に下げ過ぎ感=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 2月12日は上海ゴム相場が小幅高、為替が円安にもかかわらず、JPXゴム相場は
1月9日以来の安値を更新し、一時360.30円まで値下がりした。2月3日の
394.90円から急ピッチな値下がりが続いているが、上海ゴム相場との整合性が完
全に取れない状態に陥っている。上海ゴム相場がこれから値崩れを起こさないのであれ
ば、JPXゴム相場は下げ過ぎとの評価が基本になる。コモディティ市場全体をみて
も、通商問題を警戒しつつも大きく値を崩すような動きは確認できない。13日の時間
外取引では、381.50円まで急伸後に370円水準まで反落する、短時間で
10円、20円と価格が乱高下する異常な状態にあるが、下げ過ぎ感が目立つ状況にあ
る。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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