●論点解説金、利食い売りと押し目買いの二つのニーズ＝マーケットエッジ

　１２日の金相場は急落後の急反落と荒れた展開になり、利食い売りのニーズと押し目
買いのニーズが同時に確認されている。１１日には過去最高値２９６８．５０ドルまで
上昇したが、過熱感に加えて１月消費者物価指数が米長短金利の急伸を促したことで、
１２日には２８８６．５０ドルまで急反落した。しかし、足元では２９３０ドル水準ま
で急反発している。米金利上昇に対しては売りで反応したが、押し目があれば買いたい
とのニーズも強い模様だ。短時間で数十ドル動く荒れた相場環境が続きやすいことが確
認できる。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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