[今夜の視点]シカゴ大豆=急落後の反動安が続くか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。3月限は1030セント台前半で地合いを引き締めて
いる。引き続き南米産地天気に対する評価で動きそうだが、値動き的には急落後の反動
高が今夜も続くのか否かに注目したい。また週末はアルゼンチンの作柄も発表されるた
め、それにも注目したい。

 前日のシカゴは小反発。週間輸出成約高は20万トン台と予想レンジ下限を大きく下
回り低調だったが、過去2営業日の続落から自律修正高の動きとなった。ブラジル産地
の多雨で収穫遅延が懸念されることや、アルゼンチン産地の乾燥による作柄低下懸念が
支援材料となった。ただ上げ幅は抑制された。

 3月限は1032.50セントまで上伸した後、引けも1030.00セントと
1030セント台を割り込んだままだった。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 19:00 国内総生産 2024年10-12月期改定(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:30 小売売上高 2025年1月(商務省)
【経済】 22:30 輸出入物価指数 2025年1月(労働省)
【経済】 23:15 鉱工業生産・設備稼働率 2025年1月(FRB)
【経済】 2/15 00:00 企業在庫 2024年12月(商務省)
【商品】 2/15 05:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】 22:30 卸売売上高 2024年12月(カナダ統計局)
【経済】 22:30 製造業出荷 2024年12月(カナダ統計局)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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