<大豆> シカゴ大豆3月限は今月5日から12日にかけて値位置を切り下げ今年1月17日以 来の水準に軟化した。 トランプ政権による中国からの輸入品に対する関税引き上げを受けて中国が対米報復 関税措置を取ったことで米中貿易戦争に対する懸念が強まったことが、上値抑制要因に なっている。 ただ、南米生産国のブラジルで降雨過多、アルゼンチンでは乾燥と天候不良が続いて いる。11日発表の米農務省(USDA)月例需給報告で24/25年度のブラジル生 産見通しが前月と同量に据え置かれたものの、両国の生産見通しが今後、下方修正され る可能性がある。 輸出低迷懸念という弱材料と南米諸国の天候不安という強材料に挟まれるなか、3月 限は1030セント前後での高下が続きそうだ。 <コーン> シカゴコーン3月限は480セントが支持線となり、堅調な値動きが続いている。2 月5日に498.50セントの高値を付けた後も480セント台前半の押し目は買い拾 われ、底意の強さを窺わせる足取りとなっている。 トランプ政権の関税政策による米国のコーン輸出への影響はこれまでのところ大きく は無く、米農務省(USDA)発表の週間輸出報告では順調な輸出が続いている様子が 窺われる。 一方、南米生産国ではブラジルが降雨過多となるなか、同国のコーン総生産の70% 程度を占めるサフリーニャコーンの作付遅延懸念が強まる一方、アルゼンチンではこれ までの乾燥の影響による作柄低下が警戒されている。 需要面、供給面が共に強気だけに底意は強く480セントを下値支持線にしての往来 継続が見込まれる。 <小豆> 取組はゼロであり、手出し難の状況に変化はない。 MINKABU PRESS
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