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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/03 71.52 72.02 70.53 70.74 - 0.55
2025/04 71.38 71.88 70.51 70.71 - 0.43
2025/05 71.10 71.61 70.38 70.56 - 0.32
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 765,508 1,753,236 ( - 11,740)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/03 246.18 + 1.31
2025/04 239.83 + 0.78
改質ガソリン 2025/03 208.99 - 2.08
2025/04 231.55 - 1.12
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油は総じて小幅続落。期近2本が0.55〜0.43ドル安。その他
の限月は0.32ドル安〜0.03ドル高。
時間外取引は買い優勢。期近3、4月限とも72ドルが抵抗線となったが、堅調に推
移した。14日から16日までドイツのミュンヘンで安全保障会議が開催され、ウクラ
イナ情勢について協議されるため、地政学的リスクからの買いが後退が警戒され、日中
取引開始後は上げ幅を縮小。前半の取引で小安くなり、改めて戻り売り圧力の強さが示
された。
17日がプレジデンツデーの祝日のため、休場となることで買い玉の整理が優勢もよ
うとなった。20日に納会(最終取引)となる3月限から4月限への限月移行に絡む売
買も増えたとみられる。
ガソリン相場も下げに転じたが、需要期にあるヒーティングオイル価格が堅調に推移
したことは下支え要因となった。3、4月限とも70.50ドル台で買い支えられ底堅
い動きではあったが、反発力は弱く、先安感を払拭できないまま引けた。
今日の材料
・14日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・上海総合指数はしっかり、14.24ポイント高の3346.72ポイント。
・欧州株はまちまち。英FTは、ポンドが対ドルで上昇したことを受け、輸出関連銘柄
に売りが膨らみ、相場を押し下げた。独DAXは金融株が安い。
・独ミュンヘンで開催の安全保障会議でロシア・ウクライナ・米国の3か国で協議。
ロシアとウクライナの停戦に向けた動きが見られ、地政学リスクが後退。
・1月の米小売売上高
結果 -0.9%
予想 -0.2% 前回 0.7%(0.4%から修正)(前月比)
結果 -0.4%
予想 0.3% 前回 0.7%(0.4%から修正)(自動車除くコア・前月比)
・1月の米鉱工業生産
結果 0.5%
予想 0.3% 前回 1.0%(0.9%から修正)(前月比)
1月の米設備稼働率
結果 77.8%
予想 77.7% 前回 77.5%(77.6%から修正)(前月比)
・トランプ米大統領は「自動車への関税は4月2日頃に導入するだろう。日本がUS
スチールの少数持分を取得は構わないと思っている」とも語ったとの報道。
・ローガン・ダラス連銀総裁は「より良い(経済)データが得られたとしても、
(米利下げには)依然 慎重であるべきだ」との見解を示す。
・ドルは下落。ドル円は一時、1ドル=151.90円台まで下落。安値を買い拾われ、
152円台前半に戻したが反発力は限定的。ユーロドルは1ユーロ=1.0514ドルまで
上昇し、1月27日以来の高値をつけた。1.0500ドル台は維持できなかったが堅調に
推移。
MINKABU PRESS
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