【場況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢 で始まった。その後は、円高も圧迫要因になったが、売り一巡後は下げ一服となった。 パラジウムの商いは成立しなかった。 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが49〜28円安、プラチナミニが 62.0円安〜22.5円高、プラチナスポットが1円安、パラジウムが出来ず。 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが6973枚、プラチナミニが899枚、 プラチナスポットが1372枚、パラジウムが0枚。 【NYプラチナは予想以下の米小売売上高や金急落が圧迫】 プラチナは予想以下の米小売売上高や金急落が圧迫要因になった。1月の米小売売上 高は前月比0.9%減少した。厳しい寒波や西部カリフォルニア州で発生した大規模な 山火事などが響き、2023年3月以来の大きな減少となった。金はウクライナの停戦 期待などを受けて売り優勢となった。一方、トランプ米大統領は、自動車輸入に対する 関税措置を4月2日をめどに発動させる方針を明らかにした。 プラチナ先限は4706円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要因になっ た。円相場は1ドル=151円台後半の円高に振れた。第4四半期の国内総生産(GD P)が予想以上となった。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、下げ一服。朝方の975.88ドルから、下げ一服 となった。 午前11時現在、プラチナは988.13ドル、パラジウムが978.06ドルで推 移。前営業日の大引け時点はプラチナが1007.29ドル、パラジウムが 1005.08ドル。 MINKABU PRESS
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