プラチナ午前=プラチナは続落、現物安も円高一服

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ドル建て現物相場の下落と円高を
受けて売り優勢で始まった。その後は、円高一服を受けて下げ一服となったが、ドル建
て現物相場の戻りを売られたことに上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなか
った。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが54〜6円安、プラチナミニが
37.5〜15.5円安、プラチナスポットが12円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが2882枚、プラチナミニが373枚、
プラチナスポットが575枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは戻りを売られる】
 プラチナは戻りを売られた。金堅調が下支え要因だが、トランプ米大統領が自動車関
税を4月2日に発動させる方針であることが圧迫要因になった。各国との交渉で相互関
税の行方を確認したい。
 プラチナ先限は夜間取引で4699円まで下落した。ドル建て現物相場の下落と円高
が圧迫要因になった。円相場は1ドル=151円台前半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の979.42ドルから、ドル高を受け
て戻りを売られた。
 午前11時現在、プラチナは978.22ドル、パラジウムが975.78ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが986.30ドル、パラジウムが978.29
ドル。
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