金・銀市況=金は反発、円反落・現物高で上げ幅拡大し一時3ケタ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         14,153   + 88     14,285  +92  : 2,911.93   +16.92
銀          151.0    0.0      156.4  0.0  : 3,237.00   +23.00
プラチナ     4,732    -38      4,723  - 1  :   984.85   - 1.45
パラジウム   4,800      0      4,800    0  :   979.71   + 1.42
======================================
      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.97   +0.27  ユーロ・ドル相場   1.0458  -0.0033
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 金が反発。ドル建て現物相場の上昇と円高を受け、まちまちで始まった。その後、地
合いを引き締め、正午前に先限は38円高で小じっかり。午後になり、円反落、ドル建
て現物相場の上昇で上げ幅を拡大し、一時3ケタ高となった。終盤に上げ幅を縮小も堅
調に引けた。
 銀は午後になり、期中6月限が2.9円安。その他の商いは成立ぜず。帳入値は変わ
らず。
 前営業日比は、金標準、金ミニが88〜114円高、ゴールドスポットが120円
高、銀が2.9円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が1万4165枚、金ミニが6082枚、ゴールドスポットが
1189枚、銀が2枚。
【金先限は午後に上げ幅を拡大、現物相場が2900ドル台回復で買いを刺激】
 金先限は夜間取引で1万4181円で買い拾われた。夜間取引の後半から日中取引の
前半で1万4180円台を数回、試したが底堅く推移。正午前からジリ高となり、午後
は1万4322円まで上昇。上げ幅を縮小したが終盤にかけても堅調に推移。前日のレ
ンジ内での高下にとどまり、自律反発の域だが引け味は悪くなかった。アジア時間にド
ル建て現物相場が2900ドル台を回復したことは心理的に買いを刺激した。
 17日のニューヨーク金がプレジデンツデーの祝日のため、商いは低調だった。押し
目は買い場とみた新規買いの動きが根強かったとみられるが、取組高が3日連続で増加
したかを確認したい。17日現在の取組高は4万8610枚まで増加。大発会の1月6
日以来の高水準を記録している。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上昇。きのうの海外市場は、安値拾いの買いが入り小幅高
となった。アジア市場では、朝方の2897.36ドルから、ドル高を受けて軟調とな
り、午前10時台に2892ドル台まで下落。11時過ぎから反発に転じ、正午過ぎに
2900ドル台を回復した。その後、2910ドル超えとなり、午後4時過ぎに
2915ドル台まで上げ幅を拡大。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。