金・銀市況=金は続伸、先限は上げ幅縮小も堅調推移で70円高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         14,265  + 112     14,355  +70  : 2,932.50   +21.17
銀          151.0    0.0      156.4  0.0  : 3,279.00   +42.00
プラチナ     4,757    +25      4,686  -37   :   976.50   - 8.35
パラジウム   4,800      0      4,800    0  :   981.51   + 1.80
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.60   -0.37  ユーロ・ドル相場   1.0459  +0.0001
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【市況】
 金が続伸。金はニューヨーク金の反騰でドル建て現物相場が2930ドル台に上昇か
ら買い優勢。期先3本は一時100円超の上昇となった。上げ幅を縮小したが、先限は
正午前に90円超の上昇で推移。午後に入り上げ幅を縮小も現物相場が堅調推移で70
円高で引けた。
 銀は出来ず。帳入値は変わらず。
 前営業日比は、金標準、金 ミニが70〜112円高、ゴールドスポットが86円
高、銀が変わらず。
 推定出来高は、金が1万9320枚、金ミニが8705枚、ゴールドスポットが
2280枚、銀が0枚。
【金先限は17日の高値に接近、買い戻し先行もよう】
 金先限は夜間取引から続伸となり、日中取引で一段高となり、1万4430円まで上
昇。長大陰線引けとなった17日の高値1万4456円に接近するまで上げ幅を拡大。
14日から17日にかけて売り建てられた玉のい戻しを先行させたもよう。
 ドル安が鮮明となれば、ニューヨーク金は一段高予想。国内は円高の進行が足かせだ
が、下値堅く推移と予想。
 ニューヨーク金の時間外取引は続伸して推移後、下げに転じ修整安場面。14日のニ
ューヨーク金は大幅安となったが、取組高が大幅に減少し、かなり手じまい売りが進行
した。18日は急反発となったが、買い戻し主導の上げの可能性あり。取組高の増減を
確認したい。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、下値堅く推移。きのうの海外市場は、ドルが買い戻された
が、地政学的リスクが根強いこと、CRB指数の上伸から実物資産として買い先行とな
った。アジア市場は、未明に2936ドル台をつけた。日本時間の午前9時半頃まで
2930ドル台前半で堅調に推移。その後、ドル堅調が警戒され、2327ドルまで反
落したが、押し目意欲が強く、2939ドル台まで反騰。午後になり、2920ドル台
半ばで推移した後、2935ドル台に再々上昇。ユーロドルの堅調推移が追い風。
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